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  • 2006.04.05 Wednesday
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モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

2005年1本目の映画は恵比寿ガーデンプレイスにて。









23歳の医学生エルネストは、親友アルベルトと共に
中古のおんぼろバイクに駆って南米大陸を縦断する冒険の旅に出る。
それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった。

アルゼンチンのいち医大生であるエルネストと生化学者のアルベルト。
自らの勉学のためとノスタルジックな青春の思い出となるはずの旅が、
さまざまな人々との出会い・当時の南米の現実を肌で感じて、
彼らのその後の人生を大きく変えるきっかけとなる。

真面目で実直なエルネスト、お調子者だけど友達思いで憎めないアルベルト。
懐具合と装備にしては無謀で壮大すぎる南米縦断の旅。
チリで資金が尽きると口八丁手八丁で寝床を確保、
バイクがとうとう使い物にならなくなりヒッチハイク、
空腹を抱え疲れ切ったふたりは政治的理由で迫害された人々と出会い、
世界観がガラリと変わってしまう。
そして最終地ベネズエラでのハンセン病患者との出会い。
ふたりはその後の人生を生きる目的を旅で見つけることになる。

同じ体験をした二人はその後それぞれの使命を感じ彼らなりの生き方をする。

のちの世界で絶大な支持を受けるキューバ革命の英雄チェ・ゲバラと
その親友の若きころの南米旅行記の映画化。



実話の元にしただけあって、シリアスなエピソードには重みがある。
ちなみに、アルベルト役はチェ・ゲバラのはとこにあたるらしい。
だけど、これはキューバ革命のチェ・ゲバラじゃなく
どこにでもいるはずの23歳の話。
私は、この映画を23歳で見れて良かった。
従姉が魔女の宅急便を見たとき、「キキと同じ歳(14歳)で観れて良かった!」と
言っていた。
私も、今そんな気分。

とってもさわやかな映画でした。


加えて、高校時代、ペルーに惹かれてたことを
鮮明に思い出した。
「ペルー日本大使公邸人質事件」がきっかけ


そして、今回この映画を観て、
結局は偏った視点でしか歴史を学んでいなかったことを思った。

私たちはバブルと共に幼少時代を過ごし、
冷戦後の世界しか知らない。
例えば、「グッバイ レーニン!」を観たとき、
そういえば、ハノイの公園にレーニン像が立っていたとき、(※)
すごく驚いた。

タクシーの窓の外にレーニン像が出現した時、自分の目を疑った。
現在の世界にレーニン像がまだきちんと立っている公園、広場というものが存在するなんて。
ベトナムは社会主義国のままで、共産主義理論を捨て去ったわけではない。
いくら自由化されたように見えても、そこには共産党の監視の目が光っている。
本家のロシアでは、ソビエト連邦が崩壊して以来、
各地に立っていたレーニン像は引きずり下ろされたという。もちろんソ連の支配に苦しんでいた東欧諸国の広場からはレーニン像が消滅した。
モスクワの赤の広場には「レーニン廟」はあるけれども、
これは歴史の遺産とも言うべきもので、
ロシアという国家が現在レーニンの思想自体をあがめているわけではない。
北朝鮮には巨大な金日成像が各地に存在するが、レーニン像はないらしい。
中国には北京の天安門広場に毛沢東紀念堂があるし、
毛沢東像はあっても、レーニン像はないという。


教科書で習わない歴史がたくさんある。
それに気づかさせてくれた。
例えば、ゲバラの名前でも高校の教科書には3冊しか登場していない。
※山川出版社の世界史用語集より




高校時代は世界史の教科書、用語集はボロボロになるまで読んで、
大事なところはマーカーで線をひっぱった。
だけど、ゲバラには何も色は書かれていなかった。

もう一度、教科書を読み直した。
やっぱり、教科書だけじゃない歴史も、
本を読んでいきたいと思う。

  • 2006.04.05 Wednesday 17:28
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